画家「高 木 紀 賀 氏」 ~「慰安婦」の叫び ~(作品シリーズ)
故高木紀賀氏は、戦前治安維持法(1925年制定、‛45年廃止。思想を弾圧する法、逮捕者は全国で数十万人にのぼる)で捕らえられた経験をもつ。
高木氏は、戦場において「慰安婦」にされた少女たちを見聞きし、戦後画家として活動(グループ8月)する中、「慰安婦の叫び」を作品として残した。
高木氏の死後、高木文江様より愛知・日本軍「慰安婦」問題解決をすすめる会へ関連の絵を寄贈。妹の梶浦南美枝様にお世話をいただいた。
描かれている「慰安婦の叫び」は、非人道的行為、戦争犯罪を告発している。
日本では、徴兵検査があった。(1945年終戦まで20歳になるとすべての男性が)
こんな光景、信じられますか?
青年が、少年が・・・素っ裸になって受ける身体検査。
戦争にでかけるため、他国の人々を傷つけ殺しにでかけるために受ける検査。
この時から、人間としての尊厳が奪われてしまうのでは・・